SIerからGoogleに転職できるエンジニアに求められるスキル

増えるSIerからの転職希望者!転職ランキングトップGoogleその人気の理由は?

一昔前は花形職業だったSIerも、今では「キツイ」、「残業が多く休みも取れない」、「給料が安い」などが理由でIT土方などと言われるようになってしまいました。せっかくSEとして優れたスキルを身につけたくて入社したのに、現実と理想のギャップに悩み、転職を考えるSEも少なくありません。また、実際にSIerから同業あるいは異業種への転職に成功している人もたくさんいます。

ではそういった人たちはどのような業界へ転職しているのでしょうか?様々な業種の中でもSEからの転職成功率が群を抜いて高いのがWEB系業界です。

WEB系企業も規模は様々です。大手ですとGoogleや楽天,NTTデータなどがありますが、数あるWEB系企業の中でも、「ITエンジニアが転職したい企業」としてトップに輝いたのはGoogleでした。(Tech総研のITエンジニア2000人の転職したい企業のアンケート結果による)

Googleはエンジニアだけでなく、世界中の人から注目されるサービス提供や技術を持つ企業として不動の人気を保っています。その人気のポイントを以下にまとめてみました。

・世界各国で数多くのユーザーが存在する大規模なWEBサービス開発に関われること
・高年収
・福利厚生がしっかりと整っている
・優秀な人材が多いので、一緒に働くことでスキルやレベルアップにつながる

以上、人気の理由は、Googleだけではなく世界的にWEBサービスを提供する外資系企業にも共通するものです。今回はこういった人気のWEB業界へ転職成功のための様々なお役立ち情報を紹介します。

SIerからのWEB系企業への転向。その採用動向は

昨今、IT業界の成長は著しく、常に人材が不足している状態です。2015年以降も、職種を問わずIT分野の人材需要は高まりつつあります。WEB業界においてもその成長・拡大に伴い、SI業界でのキャリア・経験を持ったエンジニアが求められる傾向があり、人材獲得競争は激しくなっています。

SIerからの転職のケースでみても、SIerからWEB企業へ転向するケースは非常に増えています。WEB系企業への転職動機では、「開発志向が強く、WEBの自社サービスに関わる仕事がしたい」という意見が最も多く聞かれました。

ただ、実際SIerからWEB業界へ転向して成功する人もいれば、失敗する人もいます。そこで、現在SIerに在職中で将来的WEB業界への転職を考え要る方必見、WEB業界への転職を成功できるポイントについて以下に紹介しますので参考にしていただけると幸いです。

SIerからGoogleへの転職を成功させるためには?

SIerの「受託開発」からWEB業者の「自社サービス」への転向は、ビジネスの経営スタイルやビジョンも全く異なるので、転職に向け事前にしっかりと準備しておくことが必要です。

また、ずっとSIerの環境に浸っていると、転職先のWEB系企業で必要とされる新しいスキルや情報にも疎くなりがちです。では、SIerに在籍しながら将来的にWEB業界への転向に成功できる秘訣とは何でしょうか?以下にポイントをまとめてみました。

転職希望先企業の人達との人脈を広げ、情報収集をする

SIer在職時から積極的に勉強会などでWEB業界の人と交流を持ち、向上心を持って勉強しましょう。SIerの中にずっとい続けてもスキルやキャリアの成長にはつながりません。WEB業界へ転向、例えばGoogleへの転向を考えているのであれば、そこに在籍する人たちがどんな考えを持ち、どういったマインドセットなのかを知り勉強することでキャリアップや転職に関してのモチベーションアップにつながります。

なるべく早い段階で行動を起こす

人材不足とはいえWEB企業側も、教育や将来的な伸びしろの面で、なるべく若い人材を求めており、特に30歳以降は敬遠される傾向があります。WEB業界への転向を考えているのであればなるべく早い段階で行動を起こしましょう。

仕事に対する自主性

同じソフトウェア開発の業務であってもSIerとWEB業界では大きな違いがあります。例えば,SIerは1つのプロジェクトを分業・細分化され業務を分担させられることが多いです。一方、WEB業界では1つのプロジェクト(仕様・設計・実装・テスト・インフラ構築・運用)全てを1人で担当することも珍しくありません。こういった状況を踏まえ、面接では、仕事に対する自主性やリーダーシップ力など向上心を持って臨める姿勢をアピールすることが大切です。

コミュニケーション能力

この場合のコミュニケーション能力とは、エンジニアとしての特化したコミュニケーション能力のことです。例えば、他のチームメンバーと円滑なコミュニケーションが取れ、良好な関係を保ちつつスムーズに仕事ができることです。

例えば、Googleの社員採用の最終面接では「エアポート・テスト」というテストが実施されます。テストの内容は「飛行機が欠航になり、空港で一晩一緒に過ごさなければならなくなったケースでも一晩中ずっと語り明かせられる人物であるかどうか」という基準でチームメンバー全員からの採用OKが出ないと不採用となってしまいます。

以上、転職を成功させるためにも事前の準備・対策はしっかりと行いましょう。また、さらに転職成功率を高めていくために転職エージェントを利用してプロの視点から転職活動をサポートして貰うのも有効な手段です。転職エージェントのメリットは以下の通りです。

・自分に合った転職先候補の紹介してくれる
・専門のエージェントが、転職希望先の企業の人事担当や現場スタッフに聞き込みをして、どのようなスキルを持った人材を求めているのか詳細を把握している
・転職後のミスマッチのリスクが下がる
・転職サイトでは見られない少数募集の案件など希少な情報を把握している

転職エージェントは多くの転職サポートの実績があり、面談・面接で希望先の企業に対してどのような部分を強くアピールするべきか等プロの観点で丁寧にアドバイスをしてくれます。特に、SIerからWEB業界への転職であればIT特化型のエージェントがおすすめです。代表的なところでは、レテバックキャリアやマイナビエージェント×ITなどがあります。登録・相談は無料なので、まずは試してみてはいかがでしょうか?

Googleの面接と実際にあった質問

Googleの面接とは?

Googleの書類選考およびリクルーターによる電話インタビューの後、実際に面接を行う事となります。
Googleの面接は、1回30分、4~5名の面接官と面接をします。面接は最大で4回程度です。とても穏やかな雰囲気であり、圧迫感はありません。
また、1回は英語ネイティブのマネージャとの英語での面接が含まれます。入社後も英語でのコミュニケーションは必須であり、職務上必要なレベルの英会話能力を見る為です。

Googleの面接官とは?

Googleに専任の面接官は居らず、エンジニアを含む社員の大多数が職務の一環として面接を行い、それによって評価をされています。
よって、実際に応募した職種のエンジニアが、直接面接をする場合も少なくありません。
彼らの評価は決まったフォーマットのシートに集約され、シニアマネージャーにより最終決定されます。

実際にGoogle面接であった質問

Googleの面接では、自己PRなどといった質問は少なく、論理的思考と発想力を強く問われる質問が並びます。

また、時にその場でホワイトボードに机上プログラミングや机上設計を行う事も少なくありません。

・国内にラジオ局はいくつあると思いますか?どう推測したかも教えてください。(
・あなたが社長になったとして、1年で1億円を作るためのアクションプランを教えてください。
・富士山を動かすにはどうすればいいですか。
・私にあなたの知っているTOPICSを何でもいいので話してください。
・箱いっぱいの鉛筆を渡されたとしましょう。それらの鉛筆の“一般的ではない”使用法を10個挙げてください。

これらを通じて、たった4つの指標に合っているかどうかを見極ていきます。

Googleは面接で何を評価しているか。

Googleは、賢明かつチームワークが得意で、仕事を成し遂げられる人を探しています。その為、以下の4点について評価がなされています。
・リーダーシップ
・職務に関連した知識
・考え方
・Google らしさ
「Googleらしさ」は言葉だけでは難しいですが、「嘘の無い誠実」「信念を持った上で物事のプロセスを考えられるか」といった内容です。
これらはGoogle人材募集サイトにて詳細が公開されています。
また、面接の質問の中身は自由ですが、この4点に関する質問が必ず含まれていなければならないようになっています。

SE転職をする時に聞かれる志望動機

転職をする際、その企業を選んだ志望動機を聞かれることが多いです。
SEはチャレンジをする人が多い職種でもあるので、ライバルが多いです。
他の人とはちょっと違った志望動機を考えること、伝えることによって、一目置かれる存在になれるかもしれません。

SEへの転職が成功しない人は志望動機が明確になっていないことが多いのだそうです。
どうしてSEの仕事をしたいと思ったのか、またどうしてこの企業なのかということもキチンと説明することができなければいけません。
SEの仕事だけに限った志望動機を伝えると、それではこの企業ではなくてもよいだろう、ということになってしまいます。
その企業でどういう仕事をしたいと思っているのか、的を射た言葉で伝えていくことが大事です。

そのためには志望をする企業がどのような業務を行っているのか、ということを調べておく必要があります。

今は転職サイトもたくさんあります。
その中で志望動機の実例なども掲載しているところもあるので、参考にしてみるとよいでしょう。
どんな志望動機があるのか、どのような言葉で伝えたらいいのか、ということも分かるようになっているので、どうやって自分の言葉で伝えたらよいのか分からない場合もあるでしょう。
ただ転職サイトなどオンラインに掲載されている志望動機をそのまま使ってしまうのは好ましいことではありません。
自分の言葉で伝えなければ意味がないのです。
教科書通りの言葉では転職をしたいと思っている企業の人事担当者には自分の気持ちが伝わりません。
ですから、アレンジをすることも大事なのです。

正直に話すことも大事なのですが、志望動機が年収アップということになってしまうと、あからさますぎるのでこれも避けたほうがよいでしょう。
トータル的に考えるとかなり難しいです。
どう答えたらいいのか分からないということも多いです。
志望動機によって転職の意欲も伝わるようになる場合もあるので、志望動機は軽く考えることは出来ません。

またインターネット上にはSEへの転職の際に言ってはいけないワードなどを掲載しているウェブサイトもあるので、参考にしてみるとよいでしょう。
具体的な志望動機の実例集よりもNGワードをチェックしてそのワードを避けるようにして志望動機を組み立てていくことが好ましいです。

スキルや人物が良くても志望動機がはっきりしないとマイナスの印象を与えてしまうこともあるので、事前に考えておくことはとても重要です。

Googleのエンジニア採用における難易度

Googleへのエンジニア転職は超難関

Googleへのエンジニア転職は、倍率13倍と言われるほど高く、またエントリーの母数そのものも少ない為、かなりの難関である事が伺えます。
また一方、平均年齢31歳、離職率は5%と、労務環境にも満足のいく環境であるといえます。
また、辞めていく彼らのほとんどは職場やサラリーに不満を持っていません。

Googleの魅力

Googleのエンジニアは、リーダーシップのほか、誠実かつ様々な人々を巻き込める考え方、信念といったものを兼ね備えています。
現実問題として、日本のエンジニアリングの世界ではこういったものを蓄える土俵がなく、まずエントリーまでたどり着かないのが現実でしょう。
また、大学のキャンパスの延長線と言われるほどの良い意味でのラフさ・気楽さがあります。アメリカのキャンパスでは、実際にGoogleの駐車場でキャンピングカーに住んで貯金をしているエンジニアも居るほどです。
また、「20%ルール」という独自のルールにより、GMailやGoogleMapsは生まれました。20%ルールとは、業務時間の20%を自由に研究開発して良い、というルールです。これを、1日2時間弱と取るか週に1日と取るかは人によって異なるところでしょう。

Googleから内定を取る為には

以下、新卒採用の場合の例です。なお、Googleでは職歴なしも新卒と同義となります。
書類選考は英語と日本語で2回あります。基本的には英訳でも問題ないそうですが、内容的には上記のポイントを抑える必要があるでしょう。
また、過去の実績を挙げられるだけ挙げる必要があります。インターネット上に実績が残っていればより良いでしょう。
次に、Googleの業務内容、およびプログラミングやデータの取り扱いについての基礎知識を求められます。コンピュータ上ではなく、実際のソースコードをホワイトボードに記述する場合もあります。
また、履歴書に記載されているプログラミング言語について、詳細を確認する場合もあります。

経験者採用の場合もほぼ同様ですが、こちらはよりGoogleの理念に沿った人物を選定しているようです。
面接回数は4~5回であり、「バスの中にゴルフボールは何個入りますか?」「あなたのボールペンを私に売ってください」といった、想像力や論理的思考力を問われる面接となります。

おわりに

あるランキングで、世界で採用面接がもっとも難しい企業はマキンゼー・アンド・カンパニーであり、Googleは8位となっていました。上には上が居るものです。

客先常駐型のSEから社内SEを希望する場合

多くのSEが経験する、エンドユーザーやSIer先に常駐する常駐型については、会社から見るとメリットが結構大きいと言われている。
まず、一般派遣ではなく、特定派遣の範囲で済むので、特定派遣はすぐ認可されやすいし、資本金など制限はないです。
また作業する場所やPC・ソフトなどを準備しておく必要がないため、余計な固定費などかからず、スキルや経験・年齢などでの単価の差はあれど、基本的には抱えているエンジニアの数イコー売上と考えられます。

そういった視点から見ると、社内開発系のSEより常駐型のほうがSEにとってもお給料があがる可能性が高いとも言えます。

ただSEにとってより高い単価で働くためには、特に客先常駐型で言うと商流と呼ばれる部分も大きな要素になるようです。
単体・結合テストと言った下流行程からしか参加できなかったり、上流から参加できたとしても三次や四次請けだったり。そして商流が深いがゆえになかなかPM/PMの経験を積むことができなかったり。
やはり会社の規模感や歴史・商流というのも、自身のスキルアップやステップアップにとっては、客先常駐か社内かという仕事のスタイルと同じく重要になってきます。

メリットがあれば当然デメリットがあり、よく言われるものとしては、やはり社員の離職率が高くなってしまうと言われています。
基本的には、自宅と現場の往復になり、同じ会社の人が必ず同じ現場や同じプロジェクトにいるわけではないので、会社への愛着や組織への帰属意識というのもどんどん薄れていってしまいます。またプロジェクトによっては、年単位のものもあるため、炎上しているプロジェクトに運悪く当たるケースもあり、エンジニア間でのバランスを欠くケースも往々にしてあるようです。

今はLINEやskype等のツールを使ってweb上でコミュニケーションをとる頻度をあげたり、帰社日を積極的に設けることで、エンジニアとの関係性をより太く構築していこうと画策している企業も増えてはきたようです。

IT市場そのものではエンジニアは売り手市場と言われ、敷居はさがり、お給料はあがっていると言われています。
その一方で特に大手メーカー系や独立系SIerで力をふるってきた50代の方々は転職がどんどん難しくなっていると言われ、特に社内ではより厳しさを増しているようです。

年齢的にもプログラミングからは離れて年月も経っている人が多いし、今から新たな開発言語を習得していくのも大変。そして、やはり単純に20代と50代では物理的にも20代のほうがスピード感があるだろうと推測されてしまいます。

ですので、50代にとっては要件定義や基本設計などの上流工程が得意ということでアピールしていくことで、若い人との差別化を図っていくことが必要になってくるようです。

客先常駐か社内SEかについては、テクニカル的な要素よりかは、年齢的な要素や将来性も加味して決めていったほうがよさそうです。

Googleの経験者採用について

超人気企業『Google』とは?

今や検索エンジンに始まり、クラウドサービスや動画サイト・メールサービスといった様々な形でGoogleはなくてはならないものとなりました。そして、そのGoogleは高収入かつ人気企業である事でも有名です。
一説には、アメリカのプログラマでは日本円にして年収1,800万円程度、セールスで800~900万円と言われています。これを元に生涯年収を計算すると、3億円を上回る計算になります。もっとも、物価の違いなどもありますが、最近ではキャンピングカーでGoogleの社屋に寝泊まりするエンジニアも話題になりましたね。

採用の仕方もとてもユニーク

過去には採用の手段として、シリコンバレーの高速道路の看板に数式を描いた事もあります。この数式とは『{first 10-digit prime found in consecutive degits of e}.com』であり、解いた結果のURLにアクセスすると採用試験に応募できる、というものです。

最近のGoogleはセールスとエンジニアが中心

セールスとは、所謂ウェブ広告を販売するポジションです。過去には、大手自社メディアの広告営業であったり、自社媒体を持つ大手メディアのアカウントプランナーが該当します。

エンジニアは、面接が中心の問題解決(論理的思考)を問う質問が多いようです。
また、併せて発想力を問も問われ、「富士山を動かすにはどうすれば良いでしょう?」といった突飛な質問から、「スクールバスにバレーボールは何個入りますか?」といったシンプルな質問まで、、あらゆる質問を問われます。

面接の基本スキルとして英語は必要

書類選考は、日本語と英語で2回あります。どちらも内容的には同一で問題ないそうです。
面接はすべて英語です。また、グーグルジャパンでの採用であっても、ビデオカンファレンスにより外国人とのインタビューもあります。
現在は面接は4回程度であり、5回を超える事は無いそうです。以前は10回近い面接をセッティングしていた時期もあるそうです。

おわりに

Googleは採用にあたり、以下の4つのポイントを観ているそうです。
・リーダーシップ
・職務に関連した知識
・考え方
・Googleらしさ
最後の「Googleらしさ」が難しいですが、「嘘がなく誠実」「様々な人々を巻き込めるか」「信念を持って思考をしているか」といったポイントのようです。

結果としてGoogleへの入社は狭き門である事には変わりありませんが、大学のキャンパスの延長線上とも言われ、とても穏やかな雰囲気での仕事環境が、面接にも現れているようです。